交通事故にあったらどんな手続きが必要なの?(備忘録) 前編
先日、妻が信号待ちで後ろから追突される車同士の事故に遭いました。
幸い、大事故にはならず、私も現場近くにいたので、15分後には現場に到着し、警察の現場検証にも立ち会うことができました。
その際の流れと、事後に必要な手続きを備忘録のために、また誰かの役にたったらと思い、残しておきます。
1 事故当日
・まず警察に事故の報告の電話をする
今回は運転者の妻が自分で警察に電話しました。相手側の方がかけることもあります。
・自動車保険会社へ電話する
私は少し離れたところにいたのですが、事故の一報を妻から受けて、現場へ徒歩で向かいながら、保険会社へ電話しました。その際、スマホのevernoteに保存してあった証券番号があったのでスムーズに話が進みました。保険者の名前と住所でも確認してもらえるようです。
今回は相手側の過失の事故なので(一方的に追突されたので)相手側の保険会社が損害をカバーすることになります、と言われました。
ただ、自分の車の損傷程度が走行可能な状態ではなかった(即修理が必要な状態だった)ので、付帯のレッカーサービスを申し込みました。時間も遅くなっていたので、その日は修理工場に持ち込めず、翌日まで車を預かってもらい、翌日受け入れ工場を探してもらうことになりました。
警察と相手側との現場検証・確認作業が終わっても、レッカー車を40分ぐらい待たなくてはならず、車内で待機していましたが、寒さが厳しい日だったので大変でした。
・警察との確認作業では、
A 事故の日付、担当警察署、電話番号などをメモするように言われました。
相手側とは、
B フルネームと住所、電話番号を交換しました。
2 事故翌日
保険会社から午後に提携している修理会社の中で受け入れ可能な工場が見つかった、との連絡がありました。ところが、同じ市内でしたが自宅から1時間以上かかる、遠い、違う区だったので、こちらで普段使っている修理工場まで運んでもらうことにしました。
提携先がと代車サービスが無料で使えるのですが、違うところを選んだので自力で代車を手配することになりました。しかし、今後何度も訪れることになる修理工場を近くにしたことは結果、良い判断でした。
結論から言うと、自分で探した修理工場でも支払いは相手側への請求となるため、修理工場が代車を手配して、修理期間中貸し出してくれました。まずは一安心でした。
3 事故3日目以降
この頃は、3者との電話連絡で忙殺されました。仕事の合間を見ながら 1)事故の相手側、2)修理工場の担当者、3)保険会社の担当者 と何度も連絡を取り合いました。
通常は1)の相手とは、3)の保険会社もしくは、相手側の保険会社が会社同士でやりとりするそうですが、今回は相手側が任意保険に入っていなかったため、1)相手の方とこちらが直接やりとりする必要が何度かありました。
幸い、相手の方はとても誠実な対応をしてくださり、私はラッキーな方だったと思いますが、それでも修理費用の報告や、その他こちらの被害で生じる費用などを請求するのに、金額の交渉などを直接相手とするのは精神的に疲れました。できれば避けたかったです。
加えて、事故直後は特に症状がなかった妻に肩や首にいわゆるムチウチ症が疑われる症状が出てきました。
さて、診察を受けようと思った時に、交通事故で医者にかかる時は健康保険を使うの?それとも、実費で100%払うの?と言う疑問が生じました。
各所に問い合わせて分かったことは、交通事故の場合でも健康保険は使用できる。ただし、国民健康保険を使用する場合は、診察前にあらかじめ保険事務所(私の場合は区役所の福祉課)に報告し、了承を得ること。
が、正解でした。診察する予定の病院名を聞かれ、後日自宅に送付される書類(結構な量のペーパーワーク!?)を提出するように言われただけで、スムーズに受診できました。
(後編に続く)